雑記1016

 なんか今、ケモショタ界隈がざわついているようである。事情はふんわりとしか知らないのだが、一部の海外勢が有名ケモショタ絵師に凸して通報、からの凍結祭りになってる、とかいう話である。幸運にも、相互にさせていただいてる方(クリムガンの人、と個人的に呼んでいる。ドクケイルの人、ネイティオの人、みたいな感じで)も、twitter上でのセンシティブな投稿は念のため、しばらく控えると呟いていた。
 とは言っても、今のところ凍結された著名アカは2つで、自分がケモショタと聞いて真っ先に思い浮かぶ方のアカウントはさっき見たら何ともないようだし、攻撃する側の基準もようわからんのである。要するに目立ってるやつってことか、もっと言えば悪目立ちしてるってことか。
 その凍結されたうちの1つの方は、大古参のケモナーである。なにせ、当ブログでぼちぼち書き継いでいる「ポケモンラブホテル」スレについて、呟かれていたくらいである。けれど、4年ほど前に、けもケに来る男には新参の若いケモナーに声かけてオフパコしようとする奴が相当数いる、みたいな伝聞を呟かれて、若干ネットがざわついたってのを、こないだ逝去なされた『Naverまとめ』に記事化されていたのを思い出したのである。今回の件も、攻撃する側に対していち早くリアクションしたのが仇となったようだ。やはり、常に矢面に立たされる立場、というのは大変だな、と零細字書きケモナーの立場としては感じるわけでスナ。
 でもどうせこの騒動、1〜2週間もすれば沈静化するんだろう。東浩紀もたびたび皮肉っぽく言ってるけど、所詮、SNS上の運動なんて長続きしないし、しかもすぐに忘れ去られてしまう。Twitterは同じことを何度もいう場所です、というバズツイートを見かけたけど、いみじくも、っつー感じである。ま、その呟きだって、すぐに忘却の淵にいっちゃうんだろうけど。ロシア語の筆記体みたいにね。
 だけど、ケモショタに限らず、いずれはNSFWなイラストとか、ネットでも有料で個人の趣味として、密かに閲覧するコンテンツになってくんじゃねえかなあ、という予感はあるわけである、漸進的に。あまり話題になってないけど、pixivが先日リクエスト機能を追加したことで、実質的に日本でもコミッション(欲しい絵を金払って書いてもらうってこと)が主流になってくだろうと言われてる。それは、2ch的な安価文化の絶滅を意味する。未だにリク絵で起きるトラブルの大半ってリクする側にこの安価の感覚が残ってるからだと思うから、それは歓迎すべきことではある。版権絵の取り扱いはどうなるか、とか微妙なトコはあるけれど、大量にいいね・RTもらえる絵師だったら、お金入るんだったら、一気にそっちへ流れ込んでいくだろう。自分だって仮に神絵師だったらそうする。
 それが時代の流れってことになるのか、反時代的なのかっていう判断は差し控える。けどまあ、エロ絵にこんなに簡単にアクセスできる今の時代って、特筆すべきものなのかもしれないな、ってことは言っておいても、いいんじゃないかな。はつよめに。もうめんどうみきれよう。