雑記230601

 今週は気が抜けている。打鍵の進みもあんまりだ。書きたいことはあるような気がするが、それが言葉として出てくるのにものすごい時間がかかる。
 何も考えていないと、同じ単語や似たような言い回しを近い文中で繰り返してはいないか気にする。語尾の過去形と現在形の使い分けを、投手が配球のバランスに苦心するように苦心する(〜するようにのあとにまた同じ〜する、というのを入れてしまうのも文章として稚拙だと考え、いつまでも適当な代替案が思いつかない)。一文一文の長短も然り。
 言葉の使い方も心許なくて、いちいちアプリでダウンロードした辞書で検索をかけて意味や用法を調べたり、あるいはネットブラウザでこの言い回しは適切だろうかと確認を取ったり。しょーせつは自由だ、自由なはずだ、と思っていても心配になる。文章の論理とか理屈も破綻していないか、自分は筋が通っていない支離滅裂なことを書いているのではないかと無限後退的な不安に駆られる。自分のこの言い回しは果たして他者に通じるのか、自分では明晰に書けたと思っている文も曖昧になってはいないか——とか。云々。