雑記230524


 2日連続で早寝して酒も飲まなかった。洗った洗濯物を外に干すだけの作業が、仕事帰りにはひどく億劫で、風呂にも入らないでちょっと仮眠をとベッドに横たわってしまえば直にそうなってしまうのはもうわかりきっていることなのだが、結局同じことを繰り返してしまう。
 つまみに買ったヒレカツが冷蔵庫の中で少しずつ傷んでいく。レンチンして浴びるほどソースをかければごまかせるといえばごまかせる。物事を良い方向に考えるとするならば、酒もしっかりと冷えるだろうし、何より酒代の節約にはなるだろう……

 

 語りたいことは多くあるように書く前は感じるが、そのくせ書くことがない。そう感じるのはたぶん、自分が書きたいと思っているもの——具体的なオブジェということもあれば、概念的なこともある——に対して、自分は立体的に把握できていないからだ。未熟な絵師が左向きの横顔しか満足に描くことができないように、そこにある別の側面、別の見え方、別の魅惑というのを頭のなかで思い描くことができない。自分は何もかも見えていると高を括っているが、結局それは部分を見て全体を見たと見当違いをしているだけなんである。(自戒のため、ここにカキシルスことにしておく)

 

(こういうことを書くのは、ナルシスティックなだけか。そういう迷いがよぎらないうちに投稿して、あとは見てみぬフリをする)