雑記240317

金曜に仕事帰りに東京ミッドタウン日比谷に立ち寄って、ミライドンを見物する。夜の7時過ぎくらいに行ったのだが、それでも撮影の待機列は長く、40分ほどは待たされる。自分は断然コライドン派ではあるのだが、実寸大のミライドンを間近にすると心を動かされるそうになる。大型のバイクくらいの大きさはあり、大人なら2人は余裕で乗せられそうだ。SV本編では4人乗りしていたが、子供であればギリギリ可能だろうと思う。ただ、これを乗りこなす主人公はやはりおかしい。

 

 

土曜、朝早く起きて日本橋に映画を観に行く。ジョゼッペ・トルナトーレの『海の上のピアニスト』、美しい映画と思う。大時化の船内で1900がピアノを演奏するシーンが良い。あの頃のアメリカへ希望をもって渡る群像が良い。時に寓話的で幻想的なイメージを繰り広げる映像が良い。「面白い物語があって、それを聞いてくれる誰かがいる限り、人生は悪くない」という冒頭から最後まで繰り返し語られるセリフも、個人的に励まされる言葉であった。良い映画を観た後はとても気分が良い。その勢いで三越を散策する。

 

14時に日本橋ポケセンでフォロワーのMさんと合流。秋葉原で飲むという約束であったのだが、プテラのフィギュアの発売日だったから、それを買いがてら先に日本橋で待ち合わせをしたんである。一生に一度出るかどうかという「推し」のフィギュアなのだから買わないわけにはいかなかったんである。

 

……でへへへー


それから秋葉原へ。シーシャを吸える店に行く。自分は以前某所で少しだけ嗜んだことはあるが、ほぼほぼ初体験と言っても良かった。店員の人がとても丁寧にフレーバーの選び方や吸い方を教えてくれたので、最初は咽せることが多かったが、1時間もすれば結構吸い方がサマになった。なお、セルフで酒を飲み放題だったので当然の如く3、4杯ほど飲んで行く。合間にMさんの小説を読ましてもらう。2時間と少しの滞在だったが、3〜4時間は余裕でいられそうであった。年季の入った雑居ビルだったから緊張したが、良い店である。リーズナブルなので、秋葉原で時間潰すのにも作業するにも良さげである。

 

2軒目は万世橋にある塩辛をアテに日本酒を飲める店へ行く。5時半過ぎに入った時点で既に品切れのものが多かったのと、日本酒が来るのに妙に時間のかかるのは気になったが、塩辛は旨かった。イカの塩辛しか知らなかったので、こんなに幅があるのは面白い。8時くらいに3軒目へ回る。3軒目にしてようやく生ビールを飲む、というのも新鮮である。こういう飲み方も悪くない。

 

終電近くまで粘って解散する考えだったが、10時になってシャックリが出始める。気分としては泥酔には程遠い——と思っている——のだが、こうなるとろくに酒が喉を通らなくなる。自分はすっとぼけていたが、Mさんのストップがかかりそこで店を出る。自分は往生際悪く、せめてコーヒーでも飲めるところがないかとウロウロしたが、昭和口周辺には手頃な店が見当たらなかったので大人しく帰ることにしたのであった。3時くらいから飲み始めて10時に解散、つまり7時間なのだから時間とすれば必要十分に過ぎる、とそう言い聞かせる。確かにこれが一番良い飲み方だと思う。

 

懲りずにコンビニで酒とつまみのポテトチップスを買っていくが、部屋に着くやすぐにベッドに入ってそのまま寝てしまう。案の定である。

 

日曜は完全にオフである。プテラとコライドンのフィギュアを並べてニヤニヤして終わる。以上。

 

でへへへー……(天丼)